2012/01/16

函館市の交通料金助成制度を考える



本日12時30分から、本町の市電五稜郭公園前電停前で交通機関乗車料金助成制度を考える会の街頭宣伝行動が22名の参加で行われました。今日の最高気温は平年を約4度下回る氷点下2.9度。1週間連続の真冬日でした。


白い息を吐きながら、信号待ちや道行く市民に署名の訴えを行いました。

市内美原から丸井デパートによくバスを利用して買い物に来るという70歳代の女性は、上限が設けられると大変、商店街にもお客さんが来なくなるのではないですかねと話しながら署名に応じていました。

五稜郭町の市営住宅に住む77歳の女性は、週2回バスを利用して湯の川温泉を利用しています。女性は「現在の半額助成が年間6000円の上限になれば、年間1万6080円の負担増になってしまう。年金が減り、4月からは介護保険料も値上がりすると聞いています。制度が変えられても自宅には風呂がないので温泉利用は減らせません」と困惑します。まだその内容を知らない市民もたくさんいますと話し今日の宣伝行動に参加していました。





次々と署名に応じる市民



30分の行動で102筆の署名が寄せられました。会では「内容がまだまだ市民に伝わっていない、内容を伝えると続々と署名に応じてくれますと話し、1月中に多くの署名を集めて工藤寿樹市長に提出したい」としています。

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