2012/02/27

函館商工会議所 酒井専務理事と懇談


左から市戸市議、酒井商議所専務、私、はたやま衆議候補、古岡道議候補、紺谷市議



今日午前、函館駅前にある函館商工会議所を訪問し酒井康次専務理事と懇談しました。
はたやま和也日本共産党北海道比例ブロック候補は、消費税増税によらいない「社会保障充実、財政危機打開の提言」と志位和夫日本共産党委員長が登場する財界さっぽろ3月号を紹介しました。

酒井専務理事は、「消費税増税には様々な議論があるが、(共産党提案でも)財源の裏付けのあるものであればテーブルに着ける必要があると答えました。

年金支給年齢の話しでは、酒井専務理事はいま65歳までの雇用延長が議論されているが、若者の雇用を確保することを考えると個人的には雇用延長には反対だと述べました。

函館市内の雇用状況は昨年よりは改善されている。人材難の企業もあることを紹介し、空港ビルのレストランは求人を出しても人が来ない、いまの若い人は9時からデスクで電話を取って5時に帰れ日曜祝日が休みのようなところを志望するためレストランのウェートレスへの応募が無い状況だと話しました。

また、これまで高校生の就職先だったところに大学卒業生が割り込んできたために高校生の就職が厳しくなって来ている状況であると。

函館市の人口は毎年約3000人も減っている、2人に一人は車を持っている函館市、単純に3000人減ると1500台の車が減る計算になる。自動車販売から見ると大変な数。

公共工事では新外環状道路や函館江差自動車道の建設工事が進められている。函館市内の建設業者は新外環状道路の方が直接、仕事になるだろうが、新外環状道路は産業道路の渋滞緩和対策というのが建設意義のひとつですが、いま産業道路はそんなに混んでいない。

産業道路沿線で商売をする方がたからは、新外環状道路ができて産業道路の交通量が減ると売上が落ちると心配する声もあることを紹介しました。

北海道縦貫自動車道は大沼公園ICまで工事が順調に進んでいますが、その先は新直轄方式で北海道は10%、地元自治体は5%負担しなければならないが、道は負担できるのか心配だと話しました。

その他、中心市街地活性化などについて懇談しました。

今日の懇談で、酒井専務の思いと私の思いは一致しているなと感じました。今後も経済団体のみなさんとも協力し函館市の発展に力を注いでいきたいと感じられる時間でした。

貴重な時間をとっていただき函館商工会議所と酒井専務理事に感謝を申し述べたい。






大雪の函館 ついに積雪90センチ



  昨日、そして今朝までに積もった雪で函館の積雪はとうとう90cmを超えました。
  写真はどこでしょう?とても函館駅前とは思えない光景が広がっています。


氷河期が到来? それとも温暖化で雪の多い東北が北上し函館が東北かしたのか?

もうすぐ3月というのにこの雪、函館市の除雪予算をすべて使い果たし、追加の予算もこれだけ降れば、しかし除雪作業に使われた税金は市内の業者に渡り、函館市中を還流し少しでも景気回復に役立つのであれば大雪もまた天の恵みだと思うが、ひとり暮らし高齢者はじめ大多数の市民にとっては厄介者の大雪だ。

2012/02/26

北海道に共産党の議席なんとしても、はたやま和也さんを国会へ



開演前に撮影(左が要約筆記を映すスクリーン)

本日、函館市民会館小ホールで日本共産党演説会を行いました。今朝まとまった雪が降りふたたび70cmを超え、足元も悪い中で約320名の方が来場してくれました。本当にありがとうございました。ステージでは手話通訳者3名が交代で、要約筆記つばさの会員6名が弁士の演説をパソコンで文字に変換しステージ上のスクリーンに演説内容が映し出されていました。

市戸ゆたか函館市議団長、古岡ともや道議候補につづき登場したはたやま(畠山)和也衆院北海道比例ブロック候補は、児玉健児さん以来、失った日本共産党の衆院議席を何としても奪還しなければならいないと決意を誓いました。大門みきし参院議員は、昨年の5月2日に福島第一原発の事故を受けて菅首相(当時)と海江田経産相(当時)に震源域に立地して危険な静岡県の浜岡原発の運転停止を進言し、5月6日に実際に浜岡原発が運転停止したことを紹介、日本のほとんどの原発は津波でなく地震の縦揺れで倒壊の危険があり北海道の泊原発もそうだと言う。野田政権は原発推進とはいえないが原発輸出をするなど原発温存政策だと批判。共産党はよく野田政権をアメリカと財界「使い走り」政権とか言うけれど、「使い走り」ではなく、自ら進んで行くんだと。

TPPは大手新聞社などマスメディアが国民を操作している。なんだか経済を良くするためにはTPPは必要なんだと思わせるように。TPPは混同診療のように自由診療が拡大していけばアメリカのようになり、たとえば末期がんの患者に対して医師が300万の治療(自由診療)を行えば数年間生きられる、100万だと1年間、保険診療だとご臨終ですと(会場から大きな笑い)。TPPは本当に大変なことですと。TPPが通るかどうかこれからの闘いにかかっていると。

社会保障の問題では、もはや政府には社会保障の思想すら無くなってしまったと嘆きました。
年金の支給年齢が68歳、70歳が議論されているが、厚労省はお金がないからと答えるだけ。
これでは、お金がない財源難という理由で、支給年齢が75や80歳も超えてしまうかもしれない


日本では社会保険料の負担を財界(巨大企業)がしたくない、とにかく下げさせたいと、しかしスウェーデンに行って聞いてみるとスウェーデンは国を家に例えるそうです。稼ぎ頭の一家の大黒柱が企業との考え方があり、企業が負担するのは当たり前、当然という仕組みができているというのです。

大門みきし参議は、吉本興業に入りたかっただけあって本当に話しが面白い、もっと多くの函館市民に大門さんの話しを聞いていただきたいと思います。
野田政権は支持率低迷、国会も迷走、民主党も分裂寸前の状況で一寸先は闇という状況です。

来るべき衆院の解散総選挙では、わが日本共産党へのご支持をお願いしたいと思います。

2012/02/23

43回目の街頭演説


今朝も市電深堀町電停近くの深堀町交差点の角(深堀町1番)に立ち演説を行いました。
市政の話しから国政まで30分間お話しいたしました。
今日は、はじめて演説中に1000円の募金をいただきました。本当にありがとうございます。
共産党は、企業からも労働組合からも税金(政党交付金)からも1円もいただいていません。

だからこそ、気兼ねなく正々堂々と誰に対しても意見を言えるのです。消費税の税率を上げるために国会議員自ら身を削る必要あると、衆議院議員を80名、こともあろうに民意を正確に反映する比例ブロックを80人削ろうとしています。ようは少数政党と消費税増税に反対する共産党をなくしてしまいたいのが本音でしょう。

野田首相など消費税増税派が自ら議員辞職するなら話しは分かりますが、国会議員というのは国民の代表です。国会議員の数を減らすことは多様な国民の意見が国会には届かなくなってしまうことになります。

そもそも80人減らしても50数億しか削減効果はなく、共産党以外のすべての政党が山分けする
政党交付金を廃止すれば年間320億円にもなります。


2012/02/21

函館市まちづくり講座に参加してきました

古地図をもとに函館のまちの骨格を解説する西村教授

本日午後、函館市主催の第22回まちづくり講座に参加してきました。
函館市美しいまちづくり検討会の座長とアドバイザーを務める3氏が講演を行いました。

東京大学副学長、先端科学技術研究センター教授の西村幸夫氏が「都市の景観とまちづくり~港町の風景とまちづくり」

著書「デフレの正体」で有名な株式会社日本総合研究所調査部主席研究員の藻谷浩介氏が「函館の街並みを考える」

公立はこだて未来大学システム情報科学部教授の木村健一氏が「美しいまちづくりとは?」~函館DNAが宿る都市空間の創出に向けて~と題して講演を行いました。

西村幸夫氏は、函館と同じ開港都市である、横浜市、神戸市、新潟市と青森市の過去と現在の地図を比較してそのまちの基礎となる骨格を紹介しました。

函館の基坂は上に道庁(支庁)下に税関があったが、この基坂にあたるのが
横浜は日本大通りにあたり、神戸、新潟にもあるがすべて1本だけ、函館の場合は基坂のほか港から函館山に直線に伸びる坂がいくつもある、このような港町は函館だけと紹介しました。

西村氏は、まちの骨格を大事にする、まちの中に描かれた物語を取り出すことが大切と話しました。


鋭く函館のまちづくりを指摘した藻谷氏



藻谷氏は、魅力ある市の調査で札幌や函館が1位、2位になったことについて、明らかに過大評価といいます。あくまでイメージに過ぎないと。

夜景や異国情緒あふれる函館市の観光ポスターを紹介しながら、これが函館だと思ってくるが、現実の函館はどうなのかと、
スクリーンには、函館の景観を映し出しました。

そして、函館市は方向性として釧路市に向かっていると指摘し
大型小売店がすべて撤退しシャッター街化した釧路市の中心市街地を映し出しました。

15年前の釧路はいまの函館、この方向に転がり落ちると確信していると。

ピンポイント的には、非常に美しい景観がある函館だがと、
スクリーンには大門地区の空地、駐車場が映し出されました。

藻谷氏は、函館のまちづくりは間違っている「環状線(産業道路)の郊外は開発しなければよかった。まちがどんどん拡大している。人口が減少しているのに中心街の空地を放置して郊外へと、道路をつくると除雪費用もかかる」と、

イメージだけで実態は廃墟のまちではダメだと、終始、歯に衣着せぬ発言をしていました。

函館は観光客が1日平均1万人以上歩いているまち、人口1割増の効果があり、お金を落としてくれる。これは釧路でも札幌でもない函館の特徴。函館は恵まれていると指摘し、今後、学校や病院を中心市街地に戻すこと、景観のガイドラインやある程度、個人の主権を制限させることも必要と説きました。


2012/02/20

多喜二の命日と橋下徹の平成の思想調査






蟹工船が出港した函館港

 今日2月20日は、小林多喜二の命日です。1933(昭和8)年2月20日に特別高等警察(特高警察)によって29歳の若さ虐殺された日本共産党員でもあったプロレタリア作家です。
彼の作品、小説「蟹工船」は特に有名です。

当時の日本は治安維持法という法律があり、日本の国体(こくたい)を否定する国民に対して徹底的な弾圧をくわえました。

国体って?
国民体育大会ではありません。国体をウキペディアで引くと、その国の基礎的な政治の原則、「天皇を中心とした秩序(政体)」を意味すると書かれています。



多喜二の時代、函館船渠株式会社といった現在の函館どつく函館造船所

当時、日本共産党は非合法な政党でした、天皇制を否定し、当時の日本社会では多数者だった農家(小作人)を苦しめている寄生地主制に異を唱え、海外領土の拡大に反対し、国民が主人公となる政治、国への変革を求めたがためでした。

言論の自由はおろか、思想信条の自由もありません。共産党や党員に対して「アカ」とか「非国民」というレッテルを貼り、後ろ指をさされるように仕向けていきました。

共産党は「怖い」というイメージ作戦も成功しました。本当はだれにとって「怖かった」のか。
労働者や農家を安い賃金で搾りとっていた富裕層にとっては、本当に怖い存在だったと思います。




          

いま世論調査では、絶大な人気の橋下徹大阪市長ですが、
いま大阪市職員に対する思想調査が問題となっています。

多喜二の時代には認められていなかった思想信条の自由は、日本の敗戦によって戦後制定された日本国憲法によって実現されました。

憲法第19条で、思想・良心の自由、憲法21条で、政治活動の自由、憲法28条で労働組合の活動が認められています。

橋下徹大阪市長による、思想調査の内容を紹介すると

「あなたは、この2年間、特定の政治家を応援する活動(求めに応じて、知り合いの住所等を知らせたり、街頭宣伝を聞いたりする活動も含む。)に参加したことがありますか」
と職員本人の参加の有無とともに、「誘った人」の氏名まで回答することを求めています。「誘った人」は、大阪市職員に限定されておらず、一般の市民、国民までが対象となっています。
正確な回答がなかった場合は処分の対象となるとしています。




日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は連日、実態を明らかにして報道していますが、ほとんどのマスメディアはこのことを報道しようとしません。

橋下徹大阪市長が率いる大阪維新の会は国政進出を目指しています。
首相公選制も政策に掲げていますが、橋元氏自身が首相の座を狙っているのでしょう。橋元氏の政治手法は敵対するもの、反対するものを徹底的に排除します。

ヒトラーは弁舌が優れ、国民に圧倒的に支持されました。
また広告宣伝手法も優れていました。
選挙で大勝したナチス党は、その後、反対者を次々と抹殺して行き、ユダヤ人をはじめ障がい者に多数の犠牲者を出しました。

小泉劇場型政治に翻弄された国民は、また同じ轍を踏もうとしています。

政治に何度も裏切られ既成政党不審(本当は2大政党不審)になっているからですが、
原因はマスメディアの報道の在り方と民意が正確に反映されない選挙制度にあります。

私は、騙されないためにも複眼思考が大切だと思います。
しんぶん赤旗、読んで見るとこんな考えもあったのかと驚きの連続だと思います。そして、何が問題なのか物事の本質がわかる新聞ですのでご購読をお勧めします。

            しんぶん赤旗日刊紙 月3400円
            しんぶん赤旗日曜版  月800円

  日本共産党函館地区委員会 ℡0138-52-0801
  あるいは最寄の日本共産党の事務所まで


      










函館で全国学童保育研究会が開催

講演する垣内国光 明星大学教授


2月18日、19日の2日間、新川町の函館パークホテルを会場に第19回全国学童保育研究会が行われ。私も参加して来ました。研究会は全日本建設交運一般労働組合全国学童保育部会の主催で九州、四国、沖縄など全国から指導員ら約60名が参加しました。


福島市渡利地区にある渡利学童保育きりん教室の指導員阿部澄さんは「大震災・原発事故 子どもたちの生活と学童保育の現状」と題して特別報告を行いました。阿部さんは、原発事故の影響で福島市内の小学校が休校となり学童保育所にそのしわ寄せが来たと話します。


学童施設に隣接する神社は子どもたちの格好の遊び場でしたが、放射性物質による汚染で外で遊ぶこともできなくなり、その後放射性物質の除染は進められたが屋根瓦についたものは除染できないため、積算放射線量は除染前とほとんど変わらない現状を報告しました。


阿部氏の報告後に「私たちが国、政府に何を要求してきたか~学童保育をめぐる情勢~」と題して報告を行った、建交労全国学童保育部会事務局長の田村一志氏は、震災、原発後に福島を訪れたが、車から降りても良いものかと涙ながらに
心中を暴露する場面もありました。
 

また、明星大学の垣内国光教授が「共感共生労働としての学童保育」と題して講演を行いました。垣内氏は、学童保育指導員はスウェーデンでは、小学校教諭と並ぶ専門職と話しました。

日本でも専門性、質を確保する観点から、超党派の議員立法で学童保育指導員に資格をつくる動きがあることを紹介しました。学童保育指導員は、看護や介護、福祉と同じく人を対象とする仕事、子どもの人生に寄り添い、喜び悲しみ苦しみを分かち合う労働者だと定義し、専門職として確立するためには学童保育を受ける権利の確立、最低基準などの整備が必要と指摘しました。


3名の話しを聞いて現在の学童保育指導員の専門的な仕事内容と比較し、低賃金など低い地位と処遇を改善していかなければならないこと、子どもの発達には遊びが必要なこと、現代の日本では、遊びを学ぶ機会は家庭でも学校でも得られなくなっていることなど学童保育の現状と課題を学ばさせていただきました。

もっと多くの方に聞いてほしい講演内容でしたので、機会
があれば垣内教授に再来函していただきたいと思います。

研究会には私のほか紺谷よしたか市議と市戸ゆたか市議も参加しました。

2012/02/19

函館 路面電車の走るまち⑦




谷地頭行き市電9602号と湯の川行き8101号が「五稜郭公園前電停」に仲良く停車していました。
9602号はノンステップ車両、8101号は部分低床(ノンステップ)車両です。終点湯の川と谷地頭、どちらも温泉地です。

函館市電は、函館市企業局の経営、同じ企業局経営の市営谷地頭温泉は利用者減による赤字を理由に平成22年度に民間へ売却が決まりましたが8億円では買い手がつかず、平成23年度は5億円に売却額を下げましたが、名乗りを上げる企業はありませんでした。

売却先企業には5年以上、公衆浴場として営業しなければならないなどの条件があります。

5年と1日経てば公衆浴場以外に活用できる内容です。
函館市にとって貴重な財産である、温泉資源を民間に売却することはあってはならないと思います。



谷地頭行き「らっくる号」が走る(本町にて)


2012/02/18

五稜郭タワーの見える風景⑥



市営住宅湯浜団地から見る、五稜郭タワーです。
写真の左側に見えます。中央に見えるのはマンション「シャトーム駒場町」その右には函館協会病院の建物が見えます。




真ん中に広がる雪原は何でしょうか?
右に目を転じると、横長の大きな建物が見えます。JRA日本中央競馬会の函館競馬場です。
柏野と呼ばれた地に、競馬場ができてのちに競馬場にちなんで「駒場町」と名付けられました。

陸上自衛隊の駐屯地も、戦前は柏野練兵場と呼ばれていました。自衛隊の敷地も柏野から駒場町となり、駒場町も広大だったために自衛隊周辺を「広野町」と名付けました。



実は現在の湯浜町も大部分が駒場町でした。駒場町がいかに広かったかわかると思いますが、その前にあった柏野はもっと広大な地域を指す地名でした。

函館競馬場で開催される夏ケイバ、地方競馬場の来場者が減っているとのことで今年は開催を4回減らすそうです。

競馬ファンが毎年、全国各地から訪れていましうので開催日減は函館観光にとってはマイナスになるでしょう。



2012/02/17

消費税増税反対の宣伝行動


本日17日と明日18日は、日本共産党では全国いっせいに消費税増税ストップを訴える街頭署名宣伝行動を行います。

お昼の本町、旧グルメシティ前で、日本共産党の提言、消費税増税をしなくても社会保障の充実と財政再建が出来ることをお話ししました。

明日は、女性後援会のみなさんと函館駅前で宣伝行動を行う予定です。

寒いなかで署名に応じる市民


函館 路面電車の走るまち⑤


今日の昼食は、ミスタードーナツへ
米粉ドーナツ黒ごまハニーとダブルチョコレート、ブレンドコーヒーを注文しカウンターに向かいました。



カウンターからは、市電の走る風景を見ることができます。
18分の滞在時間に3両の市電が通過していきました。
写真は函館市電でもっとも新しい9602号、通称らっくる号です




市電五稜郭公園前電停の目の前にある、ミスタードーナツ函館五稜郭ショップは、店舗番号がNO.0074。
全国で74店舗目ですが、北海道では第1号のショップです。

ハトの侵入を防ぐため、自動ドアは手動になっていますので、ドアの前にたっても開きませんのでご注意を

2012/02/16

五稜郭タワーの見える風景⑤








 函館市中央図書館から見た、ライトアップされた夜の五稜郭タワーです。図書館の窓からこぼれる明かりに照らされた真っ白な雪も幻想的です。

 五稜郭の堀の周囲にはこの時期、市民による募金とボランティアによる取り付け作業によって電飾が施され、五稜星が浮かび上がります。暖かい服装で、ぜひ幻想的な夜の五稜郭の散策を楽しんでください。

函館 路面電車の走るまち⑥

松陰町にて


杉並町と本町の境界付近にて


函館市電の最古参「530号」が氷点下の函館のまちを走ります。
1950年(昭和25年)製造の530号は、まさに動く産業遺産です。人間でいえば還暦を過ぎて、62歳。

老体に鞭打って走る530号、これからも市民の足として1日でも長く現役車両として活躍していただきたいと思います。


2012/02/15

函館 路面電車の走るまち⑤





函館駅前の朝の光景です。すこし前に函館駅から縦に列をつくる一団が見えました。西高校生でしょうか。水産加工会社の企業広告電車3004号に吸い込まれていきました。

函館駅前交差点は3つの国道が交差します。写真(上・中)では、電停側が国道279号、市電8007号や自動車がすすむ方向は国道278号、写真手前が国道5号です。

写真を撮っていると、外はまた吹雪いて来ました。


交差点の歩道には、目立ちませんが「函館市国道元票」があります。少し前まで、道路中央にあったのですがいまは歩道にあるのでいつでも見ることができます。

函館には、目立たないかもしれませんが国道元標のような隠れた脇役たちがたくさんいますので、これかも紹介していきたいと思います。


2012/02/14

パトリオット函館入港反対集会


港町埠頭に接岸する直前のパトリオット(北埠頭から撮影)

 アメリカ海軍第7艦隊に所属する、掃海艦「パトリオット」が通告どおり、本日(2012年2月14日)午前9時に函館港港町埠頭A岸壁に接岸しました。




 
 タグボートに曳航されながら、近づくパトリオットを正面に見ながら、午前8時30分から入港反対集会が行われました。安保破棄・諸要求貫徹函館実行委員会の高橋佳大氏(日本共産党函館地区委員会委員長/写真)などがあいさつを述べました。私もこの集会に参加して、右拳を突き上げて「軍艦での友好・親善はお断り」などとシュプレヒコールを行いました。




 

 この集会には、はこだての港と空港の平和を守る会の構成団体の全労連・函館労働組合会議、函館平和委員会、原水爆禁止函館地区協議会、安保破棄・諸要求貫徹函館実行委員会のほか、非核・平和函館市民条例を実現する会の会員、日本共産党、連合傘下の労働組合、平和運動フォーラム、民主党の市議、道議、計約70名が参加しました。




 日本共産党からは、古岡ともや函館地区道政対策委員長も参加し(写真)、パトリオット入港を抗議しました。

PATRIOT(パトリオット)は、愛国者の意味だそうです。

 総トン数1,312トン
 長さ64m、喫水4m
 入港目的は「親善・友好」
 乗組員数 84名
 上陸員数 60名
 補給物資 水、燃料、食料
 出港日時 2月19日(日)午後3時

 
 日本国と日本国民の生活を破壊している根源のひとつに日米安全保障条約があります。私は対等平等ではない、現在の日米関係を真に平等で友好的な条約に変えていかなくてはならないと考えています。日米友好条約に。日米安保条約は日米のどちらか一方が、この条約を廃止にすることを決めると、1年後には条約解消できる条文があります。日本国憲法では第9条で「その他の戦力」を認めないと書かれています。
その他の戦力とは? 在日米軍のことです。憲法違反の在日米軍です。「親善・友好」を偽っての入港は一切認めるわけにはいきません。



入港反対集会のあと、星条旗を何本も掲げた団体が現れました。幸福実現党の方々です。女性らが星条旗を大きくふり、
男性が拡声器をつかって「ウエルカム ハコダテ・・・」
日米安保条約のもとでは、日本国民の幸福実現は出来ないのではないかと思いますが、思想信条、表現の自由は尊重されなければなりません。

パトリオットの6日間の動きに注視していきたいと思います。

2012/02/13

市議会通信②


大火の教訓が生きる函館の黄色い消火栓


 

 今日午前、市役所内で平成24年度の函館市の予算案の概要説明が行われ、工藤壽樹市長と大竹教雄財務部長が説明しました。


工藤市政でははじめての予算案です。
平成24年度の予算案には次のような目標と基本方針があります



目標/ 「活気に満ちて、だれもが幸せに暮らせるまち・函館」

        ◆心豊かな人と文化をはぐくむまち
        ◆共に支えあい健やかに暮らせるまち
        ◆快適で安らぎのある住み良いまち
        ◆環境と共生する美しいまち
        ◆活力にあふれにぎわいのあるまち

予算額は2547億5900万円
人口減少による地方交付税の減額、固定資産の評価替えによる市税収入の減少と社会保障関係費の増加に伴う負担増(概要説明書)の中での予算案です。


予算案では子ども医療助成費の対象範囲の拡大(現在の小学校卒業までから中学校卒業拡大)などの子育て支援については大いに評価できる内容ですが、

市民の声を聴かないままに新たに高齢者交通料金助成費
(平成23年度は交通機関乗車料金助成費2億7034万7千円)
1億9962万9千円を盛り込んだことは、今後、議会で市民の足となる交通問題について工藤市長に対して論戦を挑みたいと思います。

介護保険料の基準月額は3950円から、
5020円に、国民健康保険料も上昇、さらに交通機関乗車料金制度の上限設定で市民負担は重くなるばかりです。

予算案の内容については随時、とりあげていきたいと思います。



市議会通信①


市議会民生常任委員会は10日、議会閉会中の継続審査と継続調査事件についての議論を行いました。6017筆の署名が提出された交通機関乗車料金助成制度見直しに関する陳情と高齢者・身障者などの交通機関乗車料金助成の見直しに関する陳情は一括して議論しました。


交通機関乗車料金助成の見直しについて、私は理事者(市当局)に対して委員会直前に共産党の議員控室にFAXで寄せられた市民からの声も紹介し、記録的な大雪の中で短期間に集められた6017筆の署名とは別に患者団体でも約200筆の署名があったことを話し、


新たな制度の内容が多くの市民には伝わっていない、ごみの有料化時に行われた住民説明会をぜひ行って市民の意見、声を聴くべきだ」と質問しました。これに対して川越英雄福祉部長は、関係団体への説明と市政はこだてで周知徹底を図っていきたいと述べるにとどまりました。

市は市民の声や意見を聞かずにあくまで4月からの新制度導入を進める構えです。



この他自殺対策を求める陳情について、函館市として自殺者を減らす数値目標を導入するか議論しました。
私は、14年連続で自殺者が3万人となり、函館市も中核市の中で自殺者が高位なことを示し、人の命を数値化することには様々な議論があり、函館市は現在、保健所を中心に自殺者対策を行っている。現在の段階で数値目標は求めないが市議会として自殺問題に対して消極的ではダメだと思う。この問題について積極的にかかわる姿勢を示す必要があるのではないかと発言しました。


函館の保育・学童保育。子育て支援の充実を求める陳情書については、子どもの権利を守り、安心、安全な保育を保障するために必要な保育体制を充実してくださいとし、0歳児と1歳児の保育士配置基準を函館市独自でつくってほしい、障がい児担当保育士が1日保育できるように補助金を増やしてください。保育水準を高めてきた公立保育園のこれ以上の廃園、民営化は行わないでくださいというものです。

私は、現在市内の保育園には発達障がいの子どもたちが増えていることから保育園の発達障がいの子どもたちの数、診断されていない子どもの数を知る必要があるとこれら資料の提出を理事者(福祉部)に求めました。


産業廃棄物最終処分場の設置計画については、私が前回の委員会で資料要求していた、処分場計画地(亀田中野町)の自然環境について述べられた報告書が委員全員に配布され、
その内容で質問を行いました。

計画地の埋め立て処分場に国の天然記念物クマゲラが確認されていること、報告書にはこの地の自然保護について専門家から多数の意見が出されていることを指摘しました。
今後、さらに質問の準備をし委員会ならびに本会議で議論をしていきたいと思います。

このほか、函館市男女共同参画施策のさらなる推進に関する陳情についてはさらに調査を行い次回の委員会に臨んでいきたいと思います。



函館 路面電車の走るまち③

柏木町にて撮影

 風雪の強まった2月12日の函館市内、夜には一時、積雪79cmに達しました。記録的な大雪に見舞われた函館は朝から雪かきに追われる市民の姿が目立ちました。



五稜郭公園前電停付近にて撮影


杉並町にて撮影



柏木町にて撮影
 市電は冬こそ威力を発揮します。 車が数珠つなぎの渋滞の中でも市電はスイスイと車を横目に通り過ぎて行きます。


深堀町電停
      深堀町電停は写真のように雪で覆われています。 

函館駅前電停


杉並町 遺愛女子高校前にて


2012/02/12

視界不良、吹雪の函館



積雪は71センチ、断続的に雪が降り、雪かきをしたその先からまた積もるという感じです。

午後は更に風雪が強まり写真のように視界不良、函館江差自動車道は函館ICから北斗富川ICまで吹雪のため全線通行止めに。
夕方に通った、浅野町の臨港道路では圧雪と轍で走行中の車が身動き出来なくなり立ち往生する車が3台いました。

さっそく、土木部土木維持科に電話をすると、部局が違うとのことで担当部局に連絡をしてもらいました。