2012/02/27

函館商工会議所 酒井専務理事と懇談


左から市戸市議、酒井商議所専務、私、はたやま衆議候補、古岡道議候補、紺谷市議



今日午前、函館駅前にある函館商工会議所を訪問し酒井康次専務理事と懇談しました。
はたやま和也日本共産党北海道比例ブロック候補は、消費税増税によらいない「社会保障充実、財政危機打開の提言」と志位和夫日本共産党委員長が登場する財界さっぽろ3月号を紹介しました。

酒井専務理事は、「消費税増税には様々な議論があるが、(共産党提案でも)財源の裏付けのあるものであればテーブルに着ける必要があると答えました。

年金支給年齢の話しでは、酒井専務理事はいま65歳までの雇用延長が議論されているが、若者の雇用を確保することを考えると個人的には雇用延長には反対だと述べました。

函館市内の雇用状況は昨年よりは改善されている。人材難の企業もあることを紹介し、空港ビルのレストランは求人を出しても人が来ない、いまの若い人は9時からデスクで電話を取って5時に帰れ日曜祝日が休みのようなところを志望するためレストランのウェートレスへの応募が無い状況だと話しました。

また、これまで高校生の就職先だったところに大学卒業生が割り込んできたために高校生の就職が厳しくなって来ている状況であると。

函館市の人口は毎年約3000人も減っている、2人に一人は車を持っている函館市、単純に3000人減ると1500台の車が減る計算になる。自動車販売から見ると大変な数。

公共工事では新外環状道路や函館江差自動車道の建設工事が進められている。函館市内の建設業者は新外環状道路の方が直接、仕事になるだろうが、新外環状道路は産業道路の渋滞緩和対策というのが建設意義のひとつですが、いま産業道路はそんなに混んでいない。

産業道路沿線で商売をする方がたからは、新外環状道路ができて産業道路の交通量が減ると売上が落ちると心配する声もあることを紹介しました。

北海道縦貫自動車道は大沼公園ICまで工事が順調に進んでいますが、その先は新直轄方式で北海道は10%、地元自治体は5%負担しなければならないが、道は負担できるのか心配だと話しました。

その他、中心市街地活性化などについて懇談しました。

今日の懇談で、酒井専務の思いと私の思いは一致しているなと感じました。今後も経済団体のみなさんとも協力し函館市の発展に力を注いでいきたいと感じられる時間でした。

貴重な時間をとっていただき函館商工会議所と酒井専務理事に感謝を申し述べたい。






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