2012/08/04

原水爆禁止2012年世界大会②



今日は、北海道代表団の結団式が行われ、函館・道南ブロックを代表して私がスピーチしました。道内各ブロックごとに各地の活動が報告されましたが、十勝では管内すべての自治体首長が核兵器廃絶のアピール署名に応じ、平和市長会議への参加を呼びかけるなどの活動報告がなされ、あきらかに函館・道南地域での平和活動は遅れていると実感しました。

なんと、函館市はアピール署名に市長、議長、教育長の3者とも応じていないことは私たちの活動が不足していることをあらわすものです。



北海道代表団は157名。76歳から小学5年生まで幅広い年齢層で構成されていますが、20代が55名、30代が28名と過半数が若い世代と報告されました。

函館・道南ブロックの参加者も中学3年生をはじめ、若い世代の参加者が多くなっています。



北海道代表団の結団式では、被爆者の一人、高東征二さんが「原爆の実相」を考えるをテーマに学習会の講師をつとめました。高東さんは広島県「黒い雨」県連事務局次長として、黒い雨を調査、告発、福島第一原発事故後、内部被曝を告発しようと、「黒い雨、内部被爆の告発」を、広島県「黒い雨」原爆被害者の会連絡協議会として出版したと完成したばかりの書籍を手にしながら語りました。

函館市議会では、福島県から函館市内に避難する方々から、内部被爆に対する検診などの要望が出されていることから、原爆投下から67年が経過した広島の内部被爆の状況、政府の対応をしっかりと学ぶためにもこの本を通じて、広島での内部被爆の実相を学びたいと考えています。


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