2012/08/17

今日の函館 2012.8.17



 函館市内で進む建設工事の写真を2枚紹介します。

私は週2回のしんぶん赤旗の配達のおり、中道2丁目の産業道路、イトーヨーカドーの並びにあるホンダカーズ函館中央の社屋に注目しています。亀田川沿いに出来る中道四稜郭通の道路建
設に伴う社屋の大規模な改修工事です。

先週までに、白い鉄骨が組み立てられましたが、今朝見るとその白い鉄骨を囲むように円形の鉄骨が組み立てられています。
最終的にどのような意匠の建物になるのか楽しみです。


 都市計画道路中道四稜郭通の工事は産業道路の渋滞緩和を目的に函館市が進めています、今年度内に中道橋から産業道路を超え神山橋まで通行ができるようになります。
 しかし、イトーヨーカドー函館店裏の日の出橋のところに出来る
十字路の交差点には道路共用時には、信号も横断歩道も設けない(道の予算がないのが理由)ことがわかり6月議会で、交通安全上大きな問題であり、信号機が設置されるまで道路共用は待つべきだと質問しました。







 もう1枚は、市電松風町電停近くにある、10階建てのホテルの改修工事の写真です。

 このホテルは大手ミシンメーカーだった、リッカーミシンが「ホテル函館リッチ」として建て、のちに1000億円の負債を抱え倒産、ダイエーが支援しホテの営業も継続されました。そのダイエーも経営不振に陥りホテルを売却、一時は地元資本により「ホテルリッチ函館」として運営されていましたが、休業。

(類似名の函館リッチホテル五稜郭(本社・福島市)とは関係がない)


 その後、転売された建物は、老朽化した配管、室内を大幅にリニューアルする工事が行われホテル事業者に売却されるまでになっていたところで、リーマンショックによる世界的な景気後退と観光需要の減退によって、ホテルとしての再生がかなわず、数年が経過していました。

 ここにきてホテルとして再オープンするとの新聞報道もあり、空地の増大による商店街としての地盤沈下が著しい松風町電停界隈にとって久方ぶりの明るいニュースとなっています。

 ホテルができることにより宿泊客の流れができることから函館駅前から松風町間の歩行者数の増大、市電松風町電停の利用客の増加が見込まれます。

 しかし、観光客が減少している中での新たなホテル開業は、さらなる価格競争が激化する展開になり中小ホテルの業界にあったてはさらに厳しい環境になるのかもしれません。





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