2012/09/24

亀田八幡宮名物「八幡饅頭」


 
 
 亀田八幡宮で毎月1日と15日のみ販売される、「八幡饅頭」
黒糖の皮の中に餡が詰まった伝統の味を求めて毎月2回の販売日に亀田八幡宮を訪ねる常連客も多いのだそうです。

 製造は教育大学横のバス通りにある、「なか川菓子舗」。店主が亡くなった後、閉店したのですが。この味を待つ常連客からの声に押され、月2回のみですが神社境内で販売しています。

現在、この八幡饅頭をつくっているのは、店主の奥さんと息子さんです。
息子さんとは実は私の高校時代の同級生で、伝統の味を守るため月に2回八幡饅頭をつくっています。

一個100円です。






 訪ねた9月15日は、亀田八幡宮の例大祭でたくさん露店が出て賑わっていました。
函館の神社の祭りは5月の護国神社例大祭にはじまり、9月の亀田八幡宮の例大祭で終わり、本格的な秋を迎えると言われています。



お化け屋敷にオートバイサーカス、ことしも出ていました。
私が小さいころには、このほかに見世物小屋も出て、だみ声のおじさんが呼びかけを行っていたものです。

初詣には松葉杖姿の傷痍軍人の方が募金箱を首から下げていたことを思い出しました。

初詣と例大祭以外に亀田八幡宮を訪ねる市民は多くはないと思いますが、亀田村の中心として栄え、文久3年建築の旧社殿には箱館戦争時に飛び交った弾の痕がいまも残ります。

この旧社殿前で撮影された新政府軍兵士たちの写真の中に、サッポロビールの生みの親、村橋久成が写るのも興味を誘います。


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