2012/10/12

米空軍F-16戦闘機が函館空港に緊急着陸

函館空港に駐機する米空軍F-16(徳永好治氏提供)
 
 本日午前11時15分頃、函館空港に米軍三沢基地所属のF-16戦闘機が緊急着陸しました。函館市空港港湾部に問い合わせたところ、フライトコントロールシステムの故障のために緊急着陸をしたとのこと。2機編隊で行動していた模様で、もう1機も函館空港に着陸し、函館空港のエプロンに2機のF-16戦闘機が並び駐機することになりました。
 
 
 
 
 
 米軍三沢基地所属のF-16は今年7月24日に根室沖で墜落事故を起こしたばかりです。数年前にもF-16が機体異常で函館空港に緊急着陸しています。
 
11時15分頃、私は日乃出町の日本共産党函館地区委員会で会議中でしたが、ゴーッという音の響きで機体を見なくても、すぐに戦闘機だなとわかりました。
 
 私が初めて戦闘機を見たのは1976年9月6日、小学校2年生の時です。八幡小学校からの帰り道、田家町の新興通りを隣りに住む尚美ちゃんと一緒に下校中、雷のような轟音に命の危険を覚え、門柱に体を隠した記憶があります。
 
 垂直尾翼には赤い星のマークがしっかり確認できました。亀田小学校方面の上空を水平飛行する姿と、本町方面を機首を右に上げて上昇する姿をいまでも鮮明に覚えています。赤い星はアメリカの飛行機だと思っていましたが。
 
 その日の夜のテレビニュースはこの話題で独占され、はじめて
ソ連の最新鋭戦闘機MiG25だとわかりました。
 
 夜には、米軍の大型輸送機ロッキードC-5ギャラクシーが函館空港に着陸していく姿を田家町にあった日本化学飼料の社宅(現在のセブンイレブン田家町店)の自宅窓から見たものです。
 
いま考えると飛行機に興味を持ったのはこのときからではないかと思います。
 
 今回、緊急着陸したF-16、実は2002年から5年間住んだ江差町では、頻繁に低空飛行訓練をしている姿を見ることができました。 夜間、厚沢部町木間内の国道を函館に向けて車を運転中、右方向から爆音と衝撃波を受けたことがあります。機体を見たわけではありませんが、おそらくFー16戦闘機が鶉ダムなどを標的にして訓練を行ったのではないかと考えます。
 江差町では、音の壁を破るときのドーンという衝撃音をたびたび体験しました。
 
 
 昨日までいた愛媛県ではオスプレイが飛行したというニュースが流れていましたが、米軍には航空法を無視して飛行できる特権が与えられています。
 
戦後67年たった今でもアメリカの支配下に甘んじる日本国、
いい加減、真の独立国家・日本を目指し日米安全保障条約は即刻、やめるべきだと考えます。そして対等平等の日米関係を築くため日米友好条約を締結する必要がありと思います。
 
F-16戦闘機の函館空港緊急着陸でそんなことを考えました。
 
 
                     2012.10.12 本間 勝美
 
 
 
 
 
 
 
 

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