2012/10/18

函館発羽田行き 空の散歩②


 函館空港の滑走路を午前9時7分に離陸した、エア・ドゥのボーイング767-200は津軽海峡を縦断し、9時17分津軽半島の竜飛崎近くの上空へ、眼下に今別町の町並みが見える。JR津軽海峡線はこの付近は青森県だが、JR北海道函館支社の管理エリアだ。

 下北半島と津軽半島の間は、平館海峡と呼ぶ。




 竜飛崎のある三厩村も平成の大合併で外ヶ浜町となった。津軽半島は飛び地合併と新町名とで分かりづらくなってしまった。




 


 9時18分、太平洋と陸奥湾に挟まれた地峡のような下北半島に小川原湖などの湖沼群が確認できる。青森県上北郡六ヶ所村。尾ぶち沼のあたりに、核燃料サイクルの中心、再処理工場などがある。


  9時21分、青森平野に広がる、人口30万人の県都・青森市の市街地と青森空港の滑走路が確認できる。そして小川原湖のとなりには米空軍の三沢基地(三沢空港)がある。



 9時22分、ボーイング767は弘前市上空に達した。目の前には十和田湖が広がる。そして直下には弘前市街地が広がる。津軽10万石の城下町。弘前城がはっきりわかる。



 函館空港を離陸して18分後の9時25分には、青森県を越え、秋田県に入る。小林多喜二の故郷、大館市の市街地と大館樹海ドームがはっきりとわかる。米代(よねしろ)川の河岸では、きりたんぽ祭が行われ店ごとの味を競う。


0 件のコメント:

コメントを投稿