2013/03/31

谷地頭温泉、市営での営業終了


 市営谷地頭温泉が市営としての営業を3月30日で終了しました。
函館市民の財産である、谷地頭温泉お売却に対して私たち日本共産党函館市議団は一環して反対してきただけに複雑な思いです。

 昭和29年以来市営で営業を続けてきた谷地頭温泉は、市民への感謝を込めて3月27日から30日まで感謝デーとして通常420円の入浴料金を300円に割り引きしました。

市営での営業終了前に谷地頭温泉で体を温めてきました。




 
 
 


 1階にある畳敷の休憩室はゆったりとくつろげると市民には人気です。
込んでいないときには横になることも可能です。

 4月から売却先の企業が営業することになりますが、レストランの開設も考えているとのことです。
この畳敷の休憩室がなくなってしまうのではとの心配の声もあります。

 他のスーパー銭湯を見るとどこもレストランが併設されています。この場所がレストランになることは民間企業に取ってみれば当然かもしれません。

 熱い温泉に浸かったあと、横になれる空間があるということも利用者サービスだと思います。
新たな経営者にはそのことも一つ頭に入れていただき、市民に観光客にも魅力ある谷地頭温泉を末永く経営されることを切に願うばかりです。






2013/03/29

まだ間に合います、大間原発建設中止の闘いはこれから



 東京の首相官邸前行動がはじまってから今日で1年、この1年函館でもバイバイ
大間原発ウォークなど脱原発、大間原発建設を許さない行動が行われ続けられてきました。

 私が所属する日本共産党函館地区委員会も参加する、原発をなくす道南連絡会でも毎週金曜日の首相官邸前行動に呼応する取り組みとして、本町五稜郭公園電停前の旧グルメシティー五稜郭店前で毎週金曜日午後1時から30分間署名宣伝行動が行われています。

今日は、12名が参加し大間原発は中止を、いますぐ原発はゼロにの訴えにたくさんの市民、観光客が耳を傾け、30分間に40名が署名に応じてくれました。

「まだ間に合いますか?」と言って署名に応じてくれたのは、市内に住む30歳代?と見られるご夫婦。


大間原発はまだ工事の進捗率が4割にも達していません。
昨年10月1日民主党政権で突然、建設工事が再開されましたが本格的な工事の再開には至っていません。

 3月27日に大間原発の敷地の中にログハウス「あさこはうす」を建て生活する小笠原厚子さんと電話で話しました。「時折、トーン、トーンと工事に伴う音が響いて来ていますが本格的な工事にはなっていないようです」と語っていました。

3月28日日本共産党の紙智子参議院議員は大間原発の調査に入りました。
この調査の様子は、4月6日(土)午後2時から函館市芸術ホールで行う、シンポジウム「海とともにいきる函館で どう大間原発に立ち向かうか」でパネリストとなっている紙智子さんより報告がありと思います。

入場無料ですので、多くの市民のみなさんの来場を呼びかけます。







2013.3.29

函館市電100年 JP日本郵便の718号デビュー



 函館市電710形は新潟鉄工所で製造され、1960年(昭和35年)から順次、函館市電として導入されました。

 その710形のひとつ718号は最近まで、北海道新聞社がスポンサーのカラー電車「道新ぶんぶん号」として函館のまちを走ってきましたが、最近、JP日本郵便がスポンサーになり、郵便局カラーの赤と白のツートンカラーに「ゆうぱっく」の広告がのる車両に変身しすっかり雪のなくなった函館のまちを走っています。

写真は3月29日深堀町電停から柏木町方向に進む718号です。




2013/03/28

森つねと参院候補 函館を巡る

 
 
 
 
 
 今日は7月に行われる参議院選挙の北海道選挙区から日本共産党公認で立候補を予定している森つねとさんと一緒に朝から函館市内を回り、4月6日に行われる大間原発シンポジウムへの案
内行動を行いました。
 
 森つねとさんは、学童保育所の指導員の経歴もあることから、市内4カ所の学童保育所にお邪魔しました。(上の写真)
 
 
 しんぶん赤旗の記者も経験されている森さんは、行き先々で傾聴し熱心にメモも取る姿は記者そのものでした。
 
 移動途中、今日はうっすらと下北半島が見えますよと話したら、なんども函館に来ていますが下北半島が見えるときに来たことはないと言うことで啄木小公園に立ち寄り、大間原発の方向にカメラを向けていました。(下の写真)
 
 

 
 
 

2013/03/26

森つねとさんと中島町会館で地域のつどい


 
 
今夜は日本共産党函館中央後援会主催の地域のつどいが開かれました。会場の中島町会館には地域から14名が参加しました。

 参議院選挙北海道選挙区から立候補を予定している森つねとさんは自己紹介のあとTPPなど国政の問題をわかりやすく話しました。

森さんに続き、私から市議会の報告、できあがったばかりの新しい津波ハザードマップを活用し最大級の地震が起きて津波が発生した場合、函館市内の津波の浸水被害はどのようなるのかをお話ししました。


 また和光ビルや旧グルメシティ五稜郭店など中心市街地の再開発が報道されていますが、函館市の中心市街地とはいったいどこなのかを地図で示しながら、函館駅前と本町五稜郭地区だけではなく、そこをつなぐ電車道路沿いも中心市街地として位置づけられており、中島れんばいもその対象として複数の事業が展開されることをお話ししました。

参加者からは、中島れんばいを昔のように賑やかな場所にするにはどうしたらよいのかなどの意見が出されました。


2013.3.26

2013/03/25

平成25年度函館市一般会計予算への反対討論




 2月28日からはじまった平成25年函館市議会第1回定例会は本日3月25日で26日間の会期を終えました。 今年度からはじまった高齢者の交通料金助成制度については800円のプレミアがつく5,000円の高額乗車カードを新年度から発行するなど利用者の利便性を高める施策を行いますが、平成25年度一般会計予算は、制度自体は見るべき改善がされていません。このことから高齢者の交通料金助成が含まれる平成25年度一般会計予算に私たちは反対しました。以下に反対討論の全文を掲載します。



                       ~反対討論 全文~


私は、日本共産党を代表して、議案第1号平成25年度函館市一般会計予算に対して反対の討論をいたします。 

今回提案された平成25年度函館市一般会計予算や議案には、函館市民の強い要望を反映した積極的な提案も含まれています。例えば、海洋再生可能エネルギーの関連予算や、学校給食の函館産農水産物の拡充、学童保育所の拡充、妊産婦の健康診査費、ヒブ・小児用肺炎球菌、および子宮頸がん予防ワクチンの定期予防接種費などは、評価できる内容となっています。 

しかし、提案された平成25年度予算には、今年度に改定された交通料金の助成費のうち、障がい者については利用者の声を聞き介護人専用カードの導入など改善が進んでいますが、高齢者の交通料金助成制度は、ほとんど改善されないままの計上となっています。
 

昨年度まで、年間を通じて半額で利用できていた市電、バスの乗車料金の助成制度は、今年度から一人年間6千円の上限が設けられました。私たちのところには、「通院は電車、バスなので交通費助成制度が変わり困っています」「助成の金額が減ってから冬に備えていまは自転車を乗っている、以前はデパートに行っていたが行かなくなった」などの切実な声が届いています。もうすぐ、一年を経過しようとするいまでさえ、多くの高齢者から不満や不安の声が寄せられています。
 

助成の対象となる70歳以上の高齢者は62,208人ですが、1月末現在、助成券を利用して乗車カードを購入した高齢者は25,280人と、対象者に占める割合は4割にとどまっています。12枚のすべての助成券を使用した市民は16,211人と全体から見れば26%となっています。しかし、乗車カードを使用して実際に乗車した数を全くつかめない制度となっています。
 

私たちは、この1年間、社会参加のための外出の機会を公共交通機関に頼らざるを得ない高齢者に対して最大限支援できる制度、例えば、バスや電車をたくさん利用する高齢者にとって利便性の高いシステムや、帯広市で行っている70歳以上を対象とした無料でバスに乗車できる、高齢者おでかけサポートバス事業、車を運転していない高齢者、自動車免許を返上した高齢者に対象者を限定した制度など積極的な提案を行ってきました。

帯広市などの事例を研究し、制度の目的である「高齢者の社会参加のために外出を支援する」に沿って、いまある制度の改革を強く求めます。

以上の理由により、議案第1号平成25年度一般会計予算について私たちは賛成できません。以上、申し述べて、日本共産党の反対討論といたします。