2015/02/28

戦後70年・ボーイングと三菱 (散歩みち 2015年3月1日号)

 
 
 
エアドゥのボーイング737 (函館空港)2014.6.2撮影
 B3はビースリー、B6はビーろくと読める方は航空ファン。B3はボーイング737、B6はボーイング767、今夏にはボーイング787が函館羽田線に就航する。
 
 いま日本の空にボーイング社の旅客機が飛び交うが70年前の310日、一晩で10万人が犠牲となる東京大空襲など全国の都市を空爆し広島と長崎に核爆弾を投下したB29もまたボーイング社製だ。戦後、日本は優れた技術力を生かし造船、自動車など世界中にメイドインジャパンの製品を輸出するが唯一、旅客機製造だけは大きく水をあけられてきた。



 
 いま世界的に需要が見込める小型機市場に参入しようと国産ジェット旅客機、三菱「MRJ」の開発が進み、5月に初飛行が予定される。70年前の日本、三菱製の零式艦上戦闘機(零戦)が特攻隊に利用され多くの若者のいのちが奪われた。
 
 実は日本における国産ジェット機の第一号は「橘花(きっか)」と呼ばれる海軍の攻撃機が終戦間際に初飛行している。戦後70年、福島原発事故から4年、その教訓からも日本製の原発と武器が輸出されることだけは御免被りたい。


2015/02/27

「予算特別委員会」本間かつみの質問内容のご案内





今日の函館市議会は予算特別委員会を3つの常任委員会にそれぞれ分科会を設け、
議案審査の論点整理を行いました。

3月3日に行われる予算特別委員会経済建設分科会の私の質問内容を紹介します。


1,観光資源施設整備費(観光案内所(函館駅)改修)

新幹線開業が1年と迫る中、JR函館駅構内の観光案内所の強化が求められます。以下の4点について質問し整備内容を明らかにします。

(1)当初に計画されていたワンストップ機能を持つ観光センターとしての機能はあるのか。
(2)具体的な改修の内容
(3)案内所機能の強化内容
(4)人材などソフト面での機能強化は図られているのか

2,都市公園管理委託料

 (1)函館山緑地における汚水処理について

 函館山は下水道処理区域外にあるため函館山山頂の展望台、山頂にある公衆トイレの汚水は地下に埋設された合併処理浄化槽において処理されている。浄化された水は多くは近隣の河川への放流となるのですが函館山の場合、河川がないため函館山の一部に放流していると聞く。
放流先の土壌などが環境基準に合致するよう適切に管理(検査)されているのかを質問によって明らかにします。


3,電車停留場整備事業費

これは平成26年度一般会計補正予算で函館市電の電停の整備費用を1000万円増額補正する内容です。

(1)事業費増となった理由
(2)旧函館駅前電停には折りたたみ式ベンチが設置されていたが新電停には設置されていない。平成26年度の予算で整備される五稜郭公園前電停には整備される計画はあるのか。
電停における折りたたみベンチの設置基準はどのようなものなのかを確認します。

4,観光等案内情報端末運用経費

JR函館駅と五稜郭タワー1階に設置された大型の観光案内情報端末「函館インフォメーション」は運用開始直後より、6000万円という多額の費用をかけたわりに提供される情報量の少なさ、交通案内に間違いが多いなど多くの問題点が指摘されました。

(1)指摘された問題点がどのように改善されたか。
(2)順次設置箇所を拡大する計画であったが、平成27年度は2台の運用経費のみを計上していることから増設計画を見直したのかを確認する。



5,函館駅前通整備関係経費、函館駅前通アーケード撤去補助金

函館駅前通(国道278号)のアーケードが平成27年度に撤去されます。また、アーケード撤去後には、函館駅前通の整備が計画されています。

(1)アーケード撤去のスケジュール
(2)アーケード撤去後の駅前通の工事の概要
(3)来年3月の新幹線開業時の駅前通の状況(工事の進捗状況)
(4)函館市議会経済建設常任委員会が行った、提言書にある地元商店街との協議によって最終的な駅前通のデザインを導きだすことをあらためて確認する。

 

傍聴できますのでお気軽にお越し下さい。

3月3日(火曜日)午前10時より
市役所7階  

総務分科会 ~  第1委員会室
経済建設分科会 ~ 第2委員会室
民生分科会  ~第3委員会室



                                     2015.2.27 本間かつみ

 


 
 



2015/02/24

本間かつみ、道民のいのちとくらしを守る議席を(2月22日演説会)




流通ホールで行われた演説会

2月22日に行われた演説会の私の演説内容をご紹介します。



北海道議会議員選挙に立候補する予定の本間かつみでございます。

道議会議員の役割は私は「道民の命と、くらしを守る」ことが第一でなければならないと考えています。

とくに函館市区からの出馬となりますので函館市に居住する約27万人の道民のくらし、命を守るために全力で仕事をしていきたい 

46歳!本間かつみを道政の場に送ってください。熱く、熱く、訴えるものです。

私たち函館市民にとって「命とくらし」への、最大の脅威は大間原発です。

いま市内を歩くと、どこでも「大間、大間を何とかして」この言葉が相次ぎます。町会連合会がはじめた大間原発凍結署名は13万筆、函館最大の署名活動です。そでだけ函館市民が危機感を感じています。

東日本大震災と福島原発事故からまもなく4年が経とうとしています。

函館市内には福島をはじめとした東北や関東から放射能の影響を避けようと避難してきた方達が暮らしています。函館で活動している歌手、暁月めぐみさんの曲に「ふるさとになりたい」という曲があります。 暁月めぐみさんの歌声とともにとても歌詞が良いのです。

~故郷のないあなたの、故郷になりたい♪~ふたりで季節をかさねてみませんか♪

そんな歌詞に福島県から避難されてきたご夫婦が、この曲は私たちのことを言っているようだと話したのをいまも耳に焼きついています。

大間原発が完成、稼働したら私たち函館市民は毎日、時限爆弾がいつ爆発するのかを恐れて暮らしていかなければなりません。私たちのふるさと函館を、福島から避難されている方にとっては第二の故郷、”はこだて”を奪われてたまるものか。

日本共産党の函館市選出の道議会議員は川崎守さん、日高令子さん、前川一夫さんがいます。

川崎守さんは、1988年(昭和63年)の道議会で泊原発着工を容認し自民党の原発推進政策へ追随した横路孝弘知事に対して大間原発の危険性とともに青森県六カ所村で進む核燃料処理施設の危険性を質問しています。日高令子さんは1995年(平成7年)の道議会で泊原発3号機を容認した堀達也知事に対して危険な大間原発について質問するなど30年近くも前から道議会で一貫して大間原発を取り上げているのは日本共産党の道議会議員です。大間原発をストップさせるためには、現在運転停止中のすべての原発を1つも稼働させないことが重要です。私は泊原発の再稼働をさせない、原発のない北海道をつくるために市民運動と連携してその実現のために頑張り抜きます。

 

函館市の面積の実に7割は森林です。そのうちの大半は道有林なのです。森林は天然のダムの機能のほか、海の栄養分をつくる工場でもあります。いま自民党政治によって日本全国の森が死に瀕している状態です。植林、間伐、加工、多くの雇用を生む力があります。

間伐材はバイオマスエネルギーになります。またいま話題の「水素」にも注目しています。未来の有望な産業をここ函館で。地政学的に函館は太平洋と日本海に抜ける津軽海峡に面しています。この立地環境こそが160年前、新興国アメリカが東アジアの大国「中国」との貿易船を途中、食料や水、燃料を補給するための港の確保の必要性から函館港を補給港のちに貿易港とさせました。

 

函館は造船、機械産業の集積があるなどの条件を活かすことで新しい産業をつくり雇用を生み出せる可能性があります。私は企業、学術研究者、行政、議会と連携し函館の持てる力を総結集させ何代もここ函館で生まれ函館で暮らしていけるまち函館づくりに全力で取り組みたい

 

函館の発展に立ちはだかる大間原発を止めるために本間かつみを道政の場で働かせて下さい。

いま安倍政権はいっせい地方選挙後に安全保障法制を大改悪しようとしています。

また、来年にも国民投票を行い憲法改悪を行うスケジュールです。

函館は基地のまちです。2004年陸上自衛隊の函館駐屯地からもイラク復興支援で隊員が派遣されています。海上自衛隊の基地もあります。3隻の掃海艇が配備されています。

1991年掃海艇がペルシャ湾に派遣されていますが、この時は函館からは派遣されていませんが集団的自衛権行使が可能となることで函館の陸海の自衛隊員のいのちが奪われかねない事態になります。

昨年、民間港である白老港に米軍はヘリコプターの部品と装甲車をチャーターした民間の貨物船に載せヘリコプターは白老港で組み立てられ道内の日米共同訓練の演習場に飛び立ちました。驚くことに地元には飛行ルートも何も知らされていません。


また、昨年札幌の丘珠空港で行われた航空イベントで米軍のオスプレイが飛来し、展示された問題では高橋はるみ知事は「国民の不安が払拭されていない状況にあることから、国において十分な情報提供と説明がなされる必要があると考えています。 」とのコメントを発表していますが,大間原発同様、オスプレイについても国に対しては説明を求めるだけで道民のいのち、くらしを守る立場から反対を貫くという姿勢が全くありません。
 
 
ノーベル平和賞にもノミネートされる平和憲法、日本国憲法を活かした道政に大転換させる。この仕事行うためにも、本間かつみを道政に送ってください。

私、本間かつみは社会福祉士です。

病院の相談室で解決の出来ない問題に直面してきました。入院中は行えたリハビリを転院先でもやってほしいという家族の切実な訴えがいまも耳に残ります。 また経済格差、受け取る年金の額によって、その患者さんに相応しい施設探しが出来ない現実を目の当たりにしてきました。国民年金だけでは認知症のグループホームには入ることができなかったこと、介護サービスの1割負担が重く、十分なサービスが受けられないこと、住む地域によってはサービス自体が無いことなど、いまでもこのような状況なのに、

安倍政権が進める、介護報酬の大幅削減は、函館市内でも複数のデーサービスの事業所の経営者から、「これでは経営はとても困難。事業を継続できない」などの声も出始めています。障がい者の福祉サービスは全く不足しています。

私はいま函館市議会議員です。2月26日からはじまる函館市議会では、しっかり介護報酬削減の影響を質問する予定です。

医療、福祉の現場で働き、患者、利用者、家族の側に立ち、現場の声を届けられる。そして地域の医療、福祉を守るのは、社会福祉士、闘うソーシャルワーカー、私、本間かつみしかおりません。

福祉のこころでこんどは道政へ、8年ぶりとなる日本共産党の函館での議席を、大間原発はもちろん、原発のない北海道、いのち、くらし、生業を守り、憲法を活かし平和な北海道をつくる仕事を私、本間かつみにやらせて下さい。

全力でがんばります。どうかよろしくお願い申し上げます。
 
 
2015.2.22

 

2015/02/22

知ってますか?

トワイライトパスって知ってますか? 

3月31日まで18時以降函館市電の車内で販売されるお得な乗車券です。

300円で18時以降何度でも乗車できます。
往復だけの利用でも片道150円とお得です。



今夜、我が家の最寄りの競馬場前から五稜郭公園前まで利用。
本町の居酒屋で楽しい一時を過ごし我が家に帰ってきました。

2015/02/21

函館海上冬花火と北東アジア平和協力構想(散歩みち 2015年2月22日号)

函館海上冬花火(2015.2.14撮影)



真冬の函館の夜空に大輪の花が咲きました。2月11日から5日間の日程で行われた函館海上冬花火です。強風などの影響で2日間中止となるなど真冬の花火大会実施の困難さも感じました。
 
しかし、観光入込客が少ないこの季節の函館観光にとって新たな観光の目玉の誕生です。2月14日には光の夜市と称して函館朝市が一夜限りの夜間営業を行い大勢の市民、観光客でにぎわいました。早朝から夜間まで営業するのは大変でしょうが夜の新たな観光を提供する上では画期的なとりくみです。
 
函館駅からベイエリアに至る玄関口に位置する朝市です。朝と夜の2部構成で営業が出来れば雇用も増やせる可能性があると期待します。夜市と言えば台湾の夜市が有名です。一昨年、台北市内最大の夜市、士林(しりん)夜市を訪れました。店が連なる姿は函館の朝市とそっくりなのですが、書籍からゲームコーナー、骨董品に至るまでなんでもあり。とても活気があるマーケットでした。今年は18日から1週間中国の春節(旧正月)です。函館には多くの中国系の観光客が訪れるでしょう。
 
観光は平和であってこそ、ましてや原発事故があっては観光は壊滅です。そのことを知っているから函館は経済界も大間原発断固反対です。
 
日本共産党は北東アジアの平和の枠組み「北東アジア平和協力構想」を提案しています。東南アジアで行われている外交、話し合いで問題を解決していける仕組みが北東アジアで実現できれば紛争や戦争を未然に防ぐこと、信頼関係が芽生え長期的な平和をつくることが可能となります。
 
北東アジアは中国、台湾、韓国、北朝鮮、ロシアの極東地域が入ります。観光都市函館の発展にとってはこの地域の平和的繁栄があってこそ、安倍政権の歴史観、安全保障政策、エネルギー政策はどれもこれも函館観光にとっては懸念材料としかなりません。
 
 

2015/02/20

スズガモ

青い海、青い空

函館のまちに日射しが降り注ぐ!

函館港ではスズガモたちが羽を休ませています。
ロシアから渡ってきたのでしょう。

人間たちの国境を巡っての争いをスズガモたちはどう見ているのでしょうか?(北ふ頭)

2月20日は港町の街頭宣伝からスタート。これからは函館の新興住宅街へGO !




2015/02/15

散歩みち 2015年2月15日号




 本当に815日は終戦記念日なんだろうか? 
時計の針を70年前に戻します。1945年2月11日米英ソの首脳が黒海沿岸の都市ヤルタに集合しアメリカはソ連に対日参戦を要望。ソ連首相スターリンは「千島列島をソビエト連邦に引き渡すこと」を求めヤルタ秘密協定に盛り込むことに成功します。重要なのはソ連の対日参戦はアメリカの要求であり、千島列島の領有はソ連の要求なのですがサンフランシスコ平和条約に盛り込んだのはアメリカだということです。 

 ソ連はアメリカによって長崎にプルトニウム型核兵器が投下される8月9日未明から対日参戦し満州から順次樺太、千島へと軍を進め93日に歯舞群島にソ連軍が上陸。95日までに占領を完了。815日の昭和天皇による玉音放送後にも戦闘はつづき犠牲者が生まれ決して戦争は終わってはいません。
 
東京大空襲戦災資料センター
 
 
 日本政府が降伏文書に調印した92日以降、沖縄では97日に沖縄での降伏調印式が行われています。日本の指導者が戦争を早期に終結できていたなら東京大空襲も沖縄戦も2都市への核兵器使用も「北方領土」問題も無かったはずです。

夕方の赤川通りから

夕方の赤川通りから函館山を望む。

テレビ局の送信アンテナが並ぶ、函館山最高峰の御殿山は334m。

御殿山の麓にはよく見ると国の重要文化財 旧函館区公会堂の姿が見えます。

公会堂の下にある元町公園には江戸時代、
松前藩や幕府の奉行所が置かれ御殿(奉行所)の上にあるから御殿山と名付けられています。


2015/02/12

はこだてライナー

はこだてライナーに決定!

新函館北斗~函館間のアクセス列車の愛称です。
来年3月の北海道新幹線開業と同時に運行される予定です。

使用列車は733系1000番台、3両編成です。


2015/02/08

散歩みち 2015年2月8日号


軍事鉄道”国鉄旧戸井線”の遺構 アーチ橋


 本間かつみキャラバンと名付けた街頭遊説で訪れた戸井地域。下北半島を右に旧戸井線の遺構を左に見ながら宣伝カーは小安、釜谷、汐首というアイヌ語由来の地名のまちを走る。
 
 薄らと雪化粧した瓦屋根の町並みはまるで本州のよう。大間原発からの距離が最短の汐首岬を回ると天気は一変、積雪なし青空が広がり春のような陽気だ。同行していただいた原田有康党渡島桧山地区委員長(元戸井町議)は汐首岬を越えると函館からの電波が届かず昔は青森のテレビしか映らなかった、天気予報は下北地方の天気を参考にすると話す。
 
 昼食先のドライブインでは、地元で「ムイ」や「ミオ」と呼ぶオオバンヒザラガイが出てきた。酒のつまみに合いそうな浜の一品だ。戸井には「ムイ」と「アワビ」が戦い武井の島の西側はアワビの国、東側はムイの国とした伝説が残る。松前藩の家老だった松前広長が著した松前志にはオオバンヒザラガイが絵図で示されいる。
 
 この地域の伝説と珍味、そして埋もれている歴史、景観、味覚を掘り起こし地域活性化に生かす、本間かつみ版「地方創生」です。

2015/02/05

道南地区農民連盟定期総会で挨拶




北斗市農業振興センター


 道南地区農民連盟の第42回定期総会が2月5日北斗市農業振興センターで行われ来賓として参加しました。
 
 開会宣言があと農民連盟の綱領を参加者が唱和。つづいて行き過ぎた市場主義・競争原理を強いる、官邸・財界主導の急進的な農業改革は断じておこなわないなど4項目からなる『急進的な農政改革に断固反対する特別決議』を行いました。
 
 私は来賓の挨拶の中で総選挙では北海道から11年ぶりに衆議院議員を誕生させることが出来たこと。畠山和也衆議院議員は農林水産委員会に所属し早速113日に西川農水相に対して北海道の酪農、畜産の現場の声を届ける質問を行っていることをお伝えし、身近な相談のチャンネルが一つ増えましたのでお気軽に日本共産党へご相談をと大会参加者に案内しました。
 
 続けて今年が国連が定めた国際土壌年だということを話し、昨年の7月に私も参加した大間原発現地反対集会で飛ばした風船の一つが厚沢部町の館地区の農地にまで届いたことを紹介し、チェルノブイリ原発事故やアメリカなどの核実験により土壌が汚染させられたこと、福島第一原発事故があり、さらに大間原発や泊原発で事故が起きたら北海道の農業は壊滅する。大地、土壌を汚す大間原発も泊原発再稼働にも反対しなければならないと結びました。
 
                2015.2.5

2015/02/01

散歩みち 2015.2月1日号


江差町の中心



 吹雪の中山峠を越え第二の故郷である江差町へ向かった。
函館生まれの函館育ちの私にとっては70km、車で1時間半の距離でしかないが函館を離れて暮らすはじめての地江差町は紛れもなく第二の故郷である。
 
 5年間の江差生活は私を大きく成長させ逞しくもさせてくれた。このまちで地域医療を学び、目の前に日本海の大海原が広がる図書館の机で社会福祉士の受験勉強をした。今回の江差行の目的はなんとしても私を道議にと江差の党と後援会が新年会に招いてくれたもの。何年か振りでお世話になった方々と会うことも出来た。
 
 江差町の人口は私がいた頃は1万人を越えていたが現在は約8千4百人と急激な人口減少だ。地方からはじまり都市部そして大都市部まで日本国が沈んでいく。過疎と急激な人口減少は先進国で唯一。豊かな海と森、田園が広がる道南の地の産業を根こそぎ奪い過疎の原因をつくったのは自民党政治である。その自民党が「地方創生」なんて出来るはずがない。
 
 私は道政の場で世代継承ができる生活基盤とそのための産業をここ道南の地に創出する仕事をしたいと胸を膨らませている。