2016/11/19

介護保険制度はどこでどんな人たちが議論しているのか

北海道医療一般労働組合らいふ赤川分会の第6回定期大会で挨拶をさせて頂いた後、介護保険を取り巻く情勢についてお話しさせて頂きました。

らいふ赤川分会は、民医連加盟のNPO法人りょうほくの3つの事業所で働く介護福祉士やケアマネ、ホームヘルパー、調理師さんなど介護現場で働く労働者で組織される労働組合です。

来賓として出席したNPO法人りょうほくの石岡常任理事は、函館市内の他の事業所では離職率が高いなか「りょうほく」は民医連綱領という理念があり離職率も低く利用者からの苦情もほとんど寄せられないが介護を取り巻く環境は厳しいものがあると話しました。

私は介護保険制度はどこでどんな人たちが議論しているのか、

①財政制度等審議会(財務省)
-医療・介護・保育部会
②規制改革推進会議(内閣府)
③経済財政諮問会議(内閣府)

などを紹介し財源論や民間企業の利益の場拡大という視点で介護が議論されていることを紹介。
介護職の処遇改善を図らずに国会は、
外国人技能実習生の介護分野へ進出を決めたこと。憲法25条は国による社会福祉、社会保障の向上、増進の責任を明記している。
社会保障の後退につながる政策は憲法違反。
安倍政権は介護離職ゼロといいながら介護離職を生み出す政策を進めている。
根本的な解決には政治を変える必要があることをお示しし日本共産党の政策を紹介しました。
大会は弁当付きで、NPO法人りょうほくが運営するキッチンくつろぎでつくられたお弁当🍱でした。






0 件のコメント:

コメントを投稿