2016/12/06

原点はこの場所!

北海道の日本共産党の原点はこの場所!

現在のボーニモリヤデパートの高砂通り角にあった喫茶店コンゴウ。

89年前の1927年(昭和2年)12月、この場所で函館生まれで初代党北海道委員会書記長となる武内清が元函館駅員で1921年(大正10年)函館に社会問題研究会を立ち上げた鈴木治亮(じすけ)と全日本無産青年同盟函館支部を組織した村上由(ゆかり)の両名を入党させ北海道の日本共産党の組織が出来る原点となった場所。

喫茶店コンゴウは
地図を見ると高砂町37番地、鈴木治亮の自宅は高砂町10番地で1923年(大正12年)創刊の無産者新聞の函館支局が置かれていました。

残念ながら鈴木治亮は1928年(昭和3年)3月15日の左翼勢力の全国一斉弾圧「三. 一五事件」により検挙され懲役5年となり獄死しています。

その後の喫茶店コンゴウは1934年(昭和9年)に発生した函館大火によって焼失。跡地には金森森屋百貨店と棒ニ荻野呉服店が合併して出来た棒ニ森屋が5階建のデパートを建設、数度の増築によって現在のカタチになっています。








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